2011年3月28日月曜日

about San Francisco 1

ブログ移行しました。これからはこちらをメインにしていきます。




3/5-3/19でサンフランシスコ、パロアルト、マウンテンビューなどに行ってきました。





パロアルトは戦いにいく場所でミーハーで行く場所ではないという教えを受けてからの1年、起業やfacebook内アプリの立ち上げ、iPhoneAppの開発などを通してそろそろ行ってもいい時期かなという実感のもと今回の旅を決意しました。


今回の旅の目的は2つ
・β版の現地ユーザーテスト
・スタートアップする上で理想と現状とのギャップを埋めるキャッチアップ


開発の関係でユーザーテストは出来ませんでしたが、実際に行ってみて信じられないほど沢山の出会いとキャッチアップが出来たことはこれからの数年のベクトルを揺るぎないものにするのに十分な経験でした。



細かい部分は後ほどブログでまとめ直しますが、ざっくり記事を書いてみます。



今回の旅で特に印象に残ったことは、
『web内での戦い方と勝ち方は定まってきている』
ということ。



簡単に説明させていただくと、リーンスタートアップが全てであること。
リーンスタートアップはβ版まで出して、改善改善改善の連続でサービスを作っていくこと。もっと知りたい方はquoraのこちらの記事を参照してみてください。

そして今までと異なるのは理想のスタートアップチームがエンジニア3人だったのが、エンジニア2人とデザイナー1人へと変化していることです。
フロントエンドまで出来るデザイナーがどれだけいるかが勝負で、デザインを作り込んでいないサービスはユーザーの離脱率が極めて高くなるということを意味するのです。
誰でもサービスが立ち上げが可能となった今、ユーザーはサービスを離脱するのに必要なコストはゼロで、サービスの質がいいという前提に立てば、そのサービスのよさを理解するまでにユーザーをつなぎ止めておくのはデザインなのです。

日本ではエンジニア争奪戦が発生しつつありますが、アメリカではひしひしとデザイナーの
争奪戦が開始されています。
日本の総合職のようなポジションはリーンスタートアップでは存在せず、チームの中で非常にバリューを出しにくい立ち居値にあることが日本ではあまり明確になっていません。
これからweb業界で働く上で、総合職としての立場と立ち居値がどんどん狭くなっていくのだろうなという印象を受けました。

そしてフリーコードやサーバーなどが簡単に調達出来るのでサービス誰にでも作ることが出来るようになった時代では、リーンの考え方に乗っ取らないとそもそも勝負出来るフェーズに載らないということが明確になりました。
リーンスタートアップを踏まえた上でいかに差別化とユーザー心理、プロモーションを徹底させるかが勝敗を分けるのであると。



続きはまたひしひし書いていきます。

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