2012年9月1日土曜日

1年目の終わり

現在の会社にジョインしてはやくも1年がたちました。

備忘録的これまでを振り返ってみようと思います。
まずは入社前まで。





まず自分の夢は、究極はインフラだと思うのですが、
なくなると世の中的に困るプロダクトを作る場を構築すること。
これをどうするかを考えて日々悶々と悩みながら生活しております。






そもそも、ぼくがインターネットに興味を持ち始めたのは大学3年の秋からでした。←異常に遅い
それまでは、パワポもエクセルもワードさえもよく使い方が分かっていない状況。
PCというモノを毛嫌いして、近づこうとしなかったぐらいです。


そんな中で、偶然Web業界のインターンシップに参加し、
そこでネット面白いかもと思い始めました。
自分が感じた具体的なこの業界の醍醐味は、世の中の推移が早いことでした。
日本はまだまだこれからですが、世界を見ると世代交代が上手く起こっています。
ビル、スティーブ、エリックからピーター、マーク、ジャックなどへ。
自分の体力の残っているうちにこのドメインで全てをぶつけようと決めました。






前職ではとっても自由に技術を勉強させていただいたのですが、
この技術サイドは自分には驚くべきほど合っていませんでした。
自分で決めた道なので覚悟はしていたのですが、
思った以上にこのドメインに居続けることの意味が見いだせなかった。
引くことの恐怖は十分理解しています。
わがままを何度も通してもらってきただけにとても恐縮だったのですが、
自分なりに考えた結果、2011年8月末で退職させていただくことにしました。 






その後ご縁があって以前から尊敬していた方と一緒に働くことになったのですが、
この時は雇用条件も仕事詳細も何も知らず、よく1秒で即決したなと思います。



一応その際に決断に至った理由は3点でした。
1)ドメインが発展途上国
2)スタートアップ
3)リスペクト出来る人が身近にいる



1)ドメインが発展途上国
 コレに関しては、大学4年最後の休みにPaloAltoに行った時に遡ります。
 大学時代に知り合ったネット界のメンバーで現地集合現地解散という
 シリコンバレーツアーを行いました。今となってはお馴染みですよね。
 その際、伊藤くんの紹介で金島さんと梅田さんと言う方にお会いする機会があり、
 彼らはシリコンバレーは出来レースになりつつあるとおっしゃておられました。
 シリコンバレーで戦いにいくために来たつもりだったのですが、
 自分はここではない場所で戦うべきなのではないかという思いが強く湧きました。
 未開拓の地を荒らしにいきたいならアジア。
 学生時代に中国の熱量を肌で感じ、
 中国でビジネスを行おうとしていた自分の記憶が蘇ってきました。
 そんなこんなでいつか発展途上国でビジネスやりたいなーという思いは
 この頃から鮮明になりました。

2)スタートアップ
 若いうちはリスクがないです。リスクを取らないことが最大のリスク。
 世の中的にリスクだと思われていることが実は非リスクだったりします。
 そして主観ですが、長期的に見るとリスクはドンドン増えていく。
 リスクテイク出来る間は自由であり続けることが出来ると信じています。
 今だから出来ること、5年後に出来なくなってしまうこと、
 なにが自分にとって一番自分らしく生きれるのかと考えた時に、
 スタートアップは自分に取って最高の場でした。
 少なくとも体力が続くまでは自分のすべてをぶつけて働ける場所が
 ここにはあります。

3)リスペクト出来る人が身近にいる
 これは今のボスがそうなのですが、身近に尊敬出来る人間がいることは
 とても最高なことだと思っています。
 自分より社会人経験があって、圧倒的に尊敬出来る人は、
 大企業だと一緒に仕事をすることは困難であることを学びました。
 ここは自分の中で妥協するべきところではないと信じております。
 というのは、自分の社会人における"普通"のレベルが規定されるのは
 入社数年以内であり、その"普通"は自分で選んだ環境で決まるからです。
 また、自分が戦力ではなく、スタートアップにいたとしても
 そういった尊敬する方々と一緒に働けない可能性もとても高いです。
 (もちろん当時の自分は全く戦力化していませんでしたが)






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